2012年 11月 23日
ストロベリーとチョコレート”を見た。 |
夕べ休日前の夕食後こんなDVDをみた。
1994年作の“ストロベリーとチョコレート”。
めずらしいキューバのフィルムでこれも珍しくUSAで公開され
アカデミー賞にも推薦されたというもの。
一度見ていて題名に覚えがあったけれど
ストーリーを忘れていた。
そしてもう一度感動した。
ゲイとそうではない若い男との友情を特殊な政治的環境で描いている。
一度しかない人生に正直に生きたい文化的かつ幾分耽美的なアーティストと
社会的理想論に忠実であろうと務めながらも
少しづつ理解を深めながら彼の世界に魅了されていく学生との友情。
ゲイ役の男優の眼がすごい。眼で語り演技している。
周りに結構ゲイの学生がいるので美化しては見ないけれど
すっごくチャーミングなのだ。
最後にちょっとほろっとして良い夜だった。
ここでもゲイピープルが公に顔をみせはじめたのは
つい最近のことだ。
いまだに見つかると殺されたり牢屋に放りこまれたりする国があるという。
フアンダメンタリスト(キリスト教の原理を重んじる)やカソリックはゲイを認めていない。
映画の中で彼はこういう。
君は女性が好きになり僕は男性に惹かれる。ただそれだけのこと。
そう言う人の悲しみが心をうつ。
チョコレートアイスクリームにストロベリーが入っているのを食べるのはゲイ、というところから来ている題名。
僕はキューバ人。ここが好きだけれどここでは生きて行けない。
そういって国を捨て出て行く男と社会や人間の複雑さに目を開かれた残る男との
別れのシーンが胸を打つ。
いつかもう一度見ると思う。
1994年作の“ストロベリーとチョコレート”。
めずらしいキューバのフィルムでこれも珍しくUSAで公開され
アカデミー賞にも推薦されたというもの。
一度見ていて題名に覚えがあったけれど
ストーリーを忘れていた。
そしてもう一度感動した。
ゲイとそうではない若い男との友情を特殊な政治的環境で描いている。
一度しかない人生に正直に生きたい文化的かつ幾分耽美的なアーティストと
社会的理想論に忠実であろうと務めながらも
少しづつ理解を深めながら彼の世界に魅了されていく学生との友情。
ゲイ役の男優の眼がすごい。眼で語り演技している。
周りに結構ゲイの学生がいるので美化しては見ないけれど
すっごくチャーミングなのだ。
最後にちょっとほろっとして良い夜だった。
ここでもゲイピープルが公に顔をみせはじめたのは
つい最近のことだ。
いまだに見つかると殺されたり牢屋に放りこまれたりする国があるという。
フアンダメンタリスト(キリスト教の原理を重んじる)やカソリックはゲイを認めていない。
映画の中で彼はこういう。
君は女性が好きになり僕は男性に惹かれる。ただそれだけのこと。
そう言う人の悲しみが心をうつ。
チョコレートアイスクリームにストロベリーが入っているのを食べるのはゲイ、というところから来ている題名。
僕はキューバ人。ここが好きだけれどここでは生きて行けない。
そういって国を捨て出て行く男と社会や人間の複雑さに目を開かれた残る男との
別れのシーンが胸を打つ。
いつかもう一度見ると思う。
by morigurasi
| 2012-11-23 11:00
| 芸術